歴史は繰り返される・・・か?|Leo葵クリニック|名古屋市新栄の神経内科・内科

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歴史は繰り返される・・・か?

おはようございます!院長のコウです!

3月中旬に入り、ますます春っぽくなってきました。
花粉症で苦しむ患者さんも多数受診しております。当院では舌下免疫療法を含め、花粉症治療が可能ですのでご相談ください!

昨日友人を家に招いて食事会をしました。僕は言わずと知れた料理好きで、よく人を呼んで料理をふるまっています。

会話の中で友人は、いかに自分の親がきれい好きで、神経質で、一緒にいるのが大変ということをしゃべっていました。
そしてそのことをしゃべりながら、僕の部屋を(半分勝手に)掃除をし始めたのです笑
おかげで部屋はきれいになり、有効スペースが増えました笑

心理学では人間の行動パターンは7歳までの経験で決まる(10歳までとする考えなど諸説あり)と考えられています。
その行動パターン形成に最も関与しているのが家族、主に親、そして兄妹、そしてその他環境です。
素晴らしい考え方や生活習慣もあれば、独特の風習や場合によっては良くない思考や行動パターンも受け継ぎます。

我々が「普通」と思う内容は、実は家族ごとの「特別」なんです。

僕自身、年を重ねていろいろ経験すればするほど、自分のよくない思考・行動パターンに気づくことがあります。
そして考えてみると、良くも悪くも両親にそっくりだなと思うことが多々あります。

よく「毒親」がどうのこうのという話を目にします。確かに生まれた環境によって多くが決まってしまうのが今の世界です。
ですが、これは親だけが悪いというわけではないです。
不完全な親に対する怒りは、愛を欲する子供の感情の表れと解釈できます。それを認識する必要があると考えます。
なぜなら、たとえ親が悪くても、いつまでも親のせいにすることは自分の人生を放棄することになります。

両親も人の子であり、初めて家族を持った人間です。その両親も同じような境遇で子を持った人達です。そしてまたその先も。
つまりみんな不完全で、恐る恐る、探り探り子育てをしてきて、その過程で生まれた行動パターンを厚薄あれど受け継いできたのです。

「ひどい親だった、ひどい生活環境だった、過去が劣悪だったから、未来も劣悪になる」
もちろんその可能性はあります。
ですが、過去が劣悪だったからこそ、自分の代でよくする、
こともできます。

結局は自分の人生。どう生きるかは自分で決めるのです。
それに必要なのは、一握りの勇気だと思っています。

真剣に、でも深刻にならず、楽しんでいきましょう!

さぁ、今日も仕事終わりにスノーボード行ってきます!笑

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