こんにちは！院長のコウです！

節分も過ぎ、間もなく春節が始まります。
僕のルーツは中国なので、この季節は無性に水餃子が食べたくなります笑

また、この時期は医療系学生の国家試験シーズンでもあります。
医師国家試験に関しては泊りで連日テストを受けるので、知識だけじゃ無く体力も問われますね。
頑張れ学生のみんな！

ところで、学生の時に「早く社会人になりたいなぁ～」と思い、社会人になったら「学生に戻りたいなぁ～」と思ったことはないでしょうか？
ニュアンスは違えど、誰しもが似たような願望を抱いたことがあると思います。

同じように「お金持ちになれたらな」、「素敵なダーリンがいたらな」、「病気が治ったらな」などなど、今とは違う生活を願ったことがあると思います。

より豊かな人生を目指すために問題を解決するのはとても大切なことで、人類の発展においても重要な原動力だと思います。
ですが、それが言い訳になってしまっている場合は注意が必要です。

お金持ちだったら、素敵なパートナーがいたら、こんな体調じゃなかったら！私の人生はもっと違ったのに。
等々・・・
でも結局お金持ちになったら新しい苦悩が出てくるし、素敵な人と出会っても努力しなければ辛い別れが訪れるし、病気で体を十分に動かせなくても活躍してる人はごまんといます。

そう考えてしまう気持ちはわかりますし、自分もそう思うことがあります。
ですが、それらは結局のところ他力本願であり、まるで母親にすがる子供のような、幼稚な考え方なのです。
自分の人生への責任を放棄している状態。○○だから自分は辛い、しょうがない、できない。
でも本当はできないんじゃなくて、やりたくないだけ。やらない理由を探してるのです。
そのため、本来問題がないのに、自分で問題を作り出して、悩んでいる人たちも見かけます。
そのような考え方では、偶然その問題が解決、もしくは欲求が満たされても、すぐに新たな問題が発生するのは目に見えています。
要するに、問題そのもの（もしくはその解決）が私たちを幸不幸にしているのではなく、問題の解釈、それとどう向き合うかが大切なのです。

トランプの大富豪をしていれば、いい手札の時も、悪い手札の時もあります。当然いい手札の時の方が勝ちやすいですが、悪い手札でも工夫次第では良い結果をもたらすこともあります。
悔しいですが、人生は不平等です。大富豪と同じようにみんなそれぞれ違う手札でスタートします。人によっては選択肢がないこともあります。
ですが、最終的にどこに落ち着くかは私たちが決めれるし、それこそが自分の人生を生きるってことだと思います。

若いころにとある漫画で次の詩を知りました：
「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た」　-フレデリック・ラングブリッジの「不滅の詩」

当時は「なんか知らないけどかっこいい！」程度にしか感じませんでしたが、年を重ね、いろんな経験をしてからみると、その底なしの深みに気づきます。

自分が抱えてる問題をどう見るか？
それに翻弄されて動けなくなるか、勇気をもって立ち向かうか？

生きていればいろんな問題にぶち当たります。
その時あなたはどう選択しますか？

新栄町2番出口徒歩１分　名古屋市東区葵１丁目
内科、神経内科、頭痛・睡眠
高濃度酸素ルーム完備
Leo葵クリニック
📞052-325-5511