得意、不得意、好き、嫌い。できる、できない、やる、やらない。|Leo葵クリニック|名古屋市新栄の神経内科・内科

トピックス Topics

地下鉄「新栄町」駅から
徒歩30

得意、不得意、好き、嫌い。できる、できない、やる、やらない。

こんにちは!院長のコウです!

一昨日名古屋でも積もるほどの雪が降りましたが、昨日からは美しい晴天が続いています。
冬の空も気持ちいですね☺

先日職員たちと食事したときに、学生の時に得意だった科目の話題になりました。
医者たるもの、エビデンスやらサイエンスやら、確固たるデータをもとに日々治療をしているので、僕の得意科目は当然「科学」!!
と思いきや、実は僕は国語が一番得意でした。

カナダでの国語は「English」なのですが、高校時代のEnglishティーチャーのMrs. Marsは、遅刻した人に3ページほどの小論文(題材はきまぐれで)を書かせる罰を与えてました。
家が学校から激近だったにもかかわらず、遅刻魔の僕は当時の最多遅刻数をたたき出していました。誰よりも小論文を書かさr、書く機会をいただいたおかげで、もともと得意だった文章力が更に鍛えられたのかもしれません。

でも、じゃあ書くのが当時好きだったかというと、めちゃくちゃ嫌いでした(今は割と好きですが)。
人間だれしも得意なこと=好きなことではないんですね。

我々はみんな得意なことと不得意なことがあります。そして好きなことと嫌いなことがあります。
得意であったり、好きなことは「できる」と表現して、すすんでやりますが、
不得意であったり、嫌いなことは「できない」と表現して、やりたがりません。

ただ、この「できない」というのは外因性の原因を示唆する言葉です。自分の責任ではない、仕方ない、自分ではどうしようもないという意味を持ちます。

心の中では分かってるけど、みんな認めたくないことを書きます。
「できない」んじゃなくて、「やりたくない」んです。
そしてそれを決めてるのは我々自身です。

禁煙できません。じゃなくて、禁煙したくない。
ダイエットできません。じゃなくてダイエットしたくない。
動けません。じゃなくて動きたくない。
全て自分自身で決めていることなのです。ある意味甘えですね。

それ自体が悪いことではないです。そんなストイック人間ではないので、僕も飲酒量が多いのですが、お酒やめられないのではなく、やめたくないんです笑
ただ、それを認識してるかしてないかで、生きやすさが変わります。
分かったうえで、選択をしてる。自分自身が。そうすれば今後何が起きても、自分で対処する力を手に入れられます。

たとえば:
「お酒の魔力にとりつかれ、やめられなくて病気になった、病気のせいで仕事ができなくなった、私の人生はお酒によって狂わされた、悲惨だ。」
こう考えると、自分のせいではない、お酒が悪かったんだ。かわいそうな自分。終わり。
何にもつながりません。

同じ状況を自ら認識すると:
「お酒を飲み続ける選択をし続けたから病気になった。病気のせいで今まで通り仕事をするのが難しくなった。今までの自分の選択が間違っていた。悲惨だ。大変だけど今からまた選択をしよう。」
その選択は、新しい仕事を探すのか、努力して以前の職場に戻るか、引き続き分かったうえで飲み続けるのか、などなど多肢にわたります。いずれにせよ、自分で決めることができます。決めれば前進できます。

~~~~~~~~~~~~~~~

僕のブログで一貫したテーマがあるとすれば、それは「勇気を持つこと」でしょう。
どんな人間も、日々の生活、今までの人生で認めたくないことが沢山あります。それらを認めるのは怖いことです。責任を取るのには勇気が必要です。
外の世界に原因を探すのは、一時的な逃避としては必要なケースもありますが、そればかりに固執すると恐ろしい迷路に迷い込み、人生の主導権を失いかねません。
自分の人生の舵を取るのは自分自身です。

楽しみも、幸せも、苦しみも、悲しみも、全部人生です。大切に向き合っていきましょう!

どうしてもしんどい人は、いつでも当院を受診してください!

新栄町2番出口徒歩1分 名古屋市東区葵1丁目
内科、神経内科、頭痛・睡眠
高濃度酸素ルーム完備
Leo葵クリニック
📞052-325-5511