窓のある生活(豊かな人生への考え方)|Leo葵クリニック|名古屋市新栄の神経内科・内科

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窓のある生活(豊かな人生への考え方)

こんにちは!院長のコウです!

GW明けから咳症状の患者さんが増えています。咽頭痛(喉の痛み)や発熱はなく、コロナ検査をしても陰性であることが多いです(数人は陽性でしたが)。
病原は不明ですが、おそらく何らかの風邪ウイルスだと思います。
重症化しない限り危険なものである可能性は低いと考えますが、症状が続いたり、辛かったりする場合はご相談ください。



先日仲良しおじさんメンバーでキャンプに行ってきました。
40前後のおじさんは互いに気を遣うこともなく、好きな酒と好きな音楽で、焚火を眺めながら夜が更けるまで語り合いました。
結局次の日には昨晩話した内容の半分も覚えてないのですが、なんとも幸せな時間ですね。

そんな中でも運よく記憶に残った会話が「窓」の話。
当然建物についた窓ではなく、比喩です。では、なんの比喩か?

我々は一生のうちにいろんな人に出会い、いろんな学問を学び、いろんな趣味などを経験します。
その一つ一つが窓であり、視野を広げてくれる!という話です。

例えば「科学」は窓です。曲がりなりにも医者は科学者であり、物事を考えるときは科学的な考え方をします。この考え方は科学に触れた機会のない人には理解しがたいかもしれません。なぜならその科学の窓がなければ、その窓からの風景が見えないからです。
また「音楽」も窓です。楽譜とは音楽という言葉を交わす際に使う言語であり、音楽の窓を持たなければ見えない風景もあります。

学問だけでなく、趣味もそう。例えばキャンプも窓ですし、釣りもスノーボードも窓です。

ですが今の情報社会、みんな窓を持った気になっているだけではないでしょうか?
SNSや動画配信サービスが学習の側面を持つことは否定しませんし、素晴らしいツールの一つだと思います。ですがそれらは「エンタメの窓」であり、それをいくら見ても「経済の窓」、「医学の窓」、「遊びの窓」、「文学の窓」などを持つことはできないのです。

窓を持つには、自らが興味を持ち、それらを経験することから始まります。
最初はしょぼい小さな窓でも、少しずつ大きく、透明な、きれいな窓になっていきます。そしてそれこそが本当に豊かな人生だと僕は思います。

死ぬまでに何個窓を持てるんだろうか。そんなことをだべりながら、おっさん3人は各々のテントに入って行きましたとさ笑


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